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文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (下)価格: 2,100円 レビュー評価:4.5 レビュー数:14 上下巻、800ページを超える大著です。
独自のあくなき知的好奇心から、過去、現在、そして、グローバル化した
世界の将来の生き残る「智慧」を、環境問題と人間の経済活動との相互作用と
人間の智慧を軸に、消滅し滅んだ文明社会と、連綿と行き続ける社会システム
との差異に注目し、一片の事実を丹念に収拾し、統合し、仮説を検証し、結果
として、人類の将来へ警鐘を鳴らす稀有な書です。
著者がなじみある米国モンタナを出発点に、過去(イースター島、マヤ文明、
バイキング、南洋の島々、グリーンランド)に |
漫画版 世界の歴史〈9〉ロシア革命と第二次世界大戦 (集英社文庫)価格: 630円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 教科書が面白くて歴史好きになった、という大人はほとんどいないだろう。教科書には、歴史を面白くする物語性が欠けているからだ。多くの大人が歴史小説を通じて歴史好きになっているのは十分な理由がある。
しかし、歴史小説は世界史の大きな流れをざっとつかむのには適していない。勉強する気さえあれば、十巻、二十巻におよぶ優れた一般向けの歴史書もいくつも出ているが、読破するには時間と忍耐がいる。その意味で漫画、しかも文庫版という手軽な形で世界史の大雑把な流れをつかむことができるこのシリーズは価値が高い。こんなに簡単に読めるようになってなお、世界史の「せ」の字も知らないのではもったいな |
世界史年代ワンフレーズnew価格: 900円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 著者の中谷臣さんの論述参考書で推薦されていたので購入しました。
年号暗記は論述においては不要と考えがちですが、年号が頭に入っているとそれぞれの時代区分、感覚がハッキリし、
さらに同じ時代に世界各地で何が起こっていたのかを俯瞰することができ、
東大の大問1のように数百年単位または地球規模での歴史論述に絶大な効果を発揮します。
私もこれを暗記することで伸び悩んでいた論述がグッと上昇しました。
ただ近代以降は毎年のようになんらかの出来事が起きており、同じ年に同時に起き密接に関連し合っている事柄も多いので、
主要な |
漫画版 世界の歴史〈10〉パレスチナ問題と東西冷戦 (集英社文庫)価格: 630円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 世界史を学ばなかった人、学んでも忘れてしまった人にとって、漫画、しかも文庫版という手軽な形で大雑把な流れをつかむことができるこのシリーズは価値が高い。こんなに簡単に読めるようになってなお、世界史の「せ」の字も知らないのではもったいない。今勉強中の中高生も、復習したい大学生や大人も、学習漫画とバカにせず手にとって読むべきだろう。
この最終巻では、インドの独立や中国の共産主義から、パレスチナ紛争、アフリカ諸国の独立、東西冷戦、ベトナム戦争、ソ連の崩壊、果てはEUの登場に至るまで、現代史の重要エピソードが扱われている。短い漫画なので描けることには限界があるが、スペースの限 |
神野の世界史劇場CD?ROM講義(2010年センター試験予想問題付)価格: 2,940円 レビュー評価:4.5 レビュー数:9 教科書に入るまえにやるといいですよZ他も流れをつかむものありますが冊数は多いし時間かかりますよね。そういう余裕ない人にはこれでざっと世界史の面白さを実感したらあとは教科書を読めば頭に入りやすいでしょう。いい本が出ましたな。 |
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2009年度版高卒認定スーパー実戦問題集 世界史A・B価格: 2,310円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 過去問題6回分ができるので知識の底上げや出題問題の傾向がわかるようになります
実際にこの関連の教材で勉強させていただきましたが、基本的に無駄になる部分がなく
重要な要素をきちんと把握した上で合格に必要な知識を最速で覚えることができるのでは
と思います。 |
センター試験世界史Bの点数が面白いほどとれる本価格: 1,260円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 センター試験対策で大人気の「の点数が面白いほどとれる本」シリーズの世界史です。
少し厚い本ですが、基礎的な知識やセンター特有の得点テクニックなどがまとめられています。
しかし、他の講義型参考書(ナビゲートや実況中継など)でも4分冊で全範囲をカバーする「世界史B」という科目で、この1冊だけで対策するのは無理があるでしょう。
高校の社会科目の中でも特に膨大な勉強範囲の「世界史」では、視覚面や資料面での補強が、理解においても特に重要です。
この本だけではビジュアル面が弱いです。
この本を有効活 |
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グローバリゼーション 人類5万年のドラマ (上)価格: 2,730円 レビュー評価:4.5 レビュー数:4 上下巻まとめてレビューします。
人類5万年の歴史と現代の世界経済から大小さまざまな人間の営みを抽出し、丁寧に縦糸と横糸を編み上げることで、「グローバル化」という極めて漠然とした毀誉褒貶の激しい言葉の指し示すものを見事に描き出している。それはヒトという種が生存と快楽を賭けて彷徨い、互いに巡り会ってきた結果の累積である。最近になって突如沸き起こったかのように見える「グローバル化」とは、そうした流れが可視化・加速化しただけで、本質的に人類の本能の延長線上にあり、特定の国家や資本家が企てて引き起こせるものでも止められるものでもないというのだ。
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